その納品ちょっと待った!サイト完成後にチェックしておくべき14項目!
2021/3/7
2021/10/21
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納品前チェック
ウェブサイト制作完成お疲れ様です。ただ、その納品ちょっと待ってください!
ウェブサイトの納品後にミスや見落としが見つかると面倒ですよね。
今、もう一度サイト全体の最終の確認・チェックをしておきましょう。
今回は、サイト納品前にチェックしておきたい項目をまとめてみました。
目次
テキスト・文章の再チェック
納品後にもっともミスが見つかり修正箇所として多いのがテキスト・文章です。
誤字脱字はもちろん、句読点や改行位置、文言の統一、敬語の使い方などチェックしましょう。
また、閲覧者が読みやすく理解しやすい文章になっているかも今一度見直しましょう。
ユーザビリティパーツの実装確認
ユーザーに快適にサイトを閲覧してもらうためのUI(ユーザーインターフェース)ユーザビリティパーツが実装できているか確認します。
以下は、必要なケースが多いパーツをリストアップしています。
1. ファビコン
ファビコンは、パソコンからの閲覧者にとってタブでサイトを認識させることができる重要なパーツです。
2. パンくずリスト
パンくずリストは、現在閲覧しているページ階層を認識しやすくなるだけでなく、リッチスニペットにも表示される重要なパーツです。
3. 目次
目次は、記事のコンテンツを把握し目的の情報を早く閲覧してもらうことが可能です。
またリッチスニペットへも表示されます。
4. ページトップボタン
ページトップボタンは、ページの最上部へワンタッチで戻ることができ利便性を向上させるUIパーツです。
5. 検索ボックス
検索ボックスを設置することで、ユーザーが希望する情報を見つけやすくさせることができます。
6.タップリンク
電話番号やメールアドレスなどはリンクタグでコーディングし、タップで電話発信やメール送信が行えるように配慮しましょう。
デバイス・ブラウザ毎でのレイアウト確認
デバイスやブラウザ毎にレイアウトの崩れがないかをチェックし、問題個所が見つかればCSSでハック修正しましょう。
デバイスは、パソコン、タブレット、スマートフォン、ブラウザはChrome、Safari、Microsoft Edge、Firefoxは最低確認しておきましょう。
可能であれば、WindowsやMac、iOS、アンドロイドなどOS毎にもチェックしましょう。
また、パソコン表示でもウィンドウ幅や文字サイズを変えてを変えてチェックも行いましょう。
メールフォームの動作確認
お問い合わせなどのメールフォームが正常に動作するかもう一度確認しておきましょう。
納品後にお問い合わせメールが受信できなかったりするなどのミスがあればクライアントへ大きな迷惑をかけてしまうことになります。
自動返信メールの記載文言の確認も行います。
公開後はスパムや迷惑メールが届く恐れがあるのでプラグインやサーバー設定で事前の対処をしておきましょう。
不要なファイルやデータが残っていないか確認
使っていない不要なファイル(画像、CSS、JS、フォントなど)がアップされていないか確認しましょう。
不要なファイルの存在は、後々の開発の際に面倒な混乱を招くことにもなるだけでなく、使用していないファイルを読み込んだりしている場合は余計な読み込み遅延につながるのでしっかりチェックします。
特にJavaScriptのファイルやコードについては不使用なものが残りがちなので注意します。
またワードプレスでは、使っていないプラグインや、ごみ箱の中身も削除しましょう。
ソースコードのエラーチェック
HTMLやCSSなど、ソースコードにエラーがないか、きれいに整理できているかを見直しましょう。
高品質できれいなソースコードで納品することは、制作会社の信用にもつながりますね。
閉じタグ抜けなどのエラーチェックはもちろん、リンクのtitleタグや画像のalt属性の抜け、不要なコメントアウトやインデントなどが残っていないかもチェックしましょう。
ソースコードのチェックには以下のチェックツールがおすすめです。
メタキーワード、ディスクリプションの確認
SEOにも重要なメタ要素のキーワードとディスクリプションをすべてのページで確認しておきましょう。
フロント表示では確認できないため抜けや記述ミスがあることも少なくありません。
ちなみにサイトのソースコードは「Cnt」+「U」キーで表示できます。
また、検索結果として表示されたときの印象などを下記サイトでチェックするのもおすすめです。
SNS対応の確認
SNSへの対応も今や重要な項目です。
シェアボタンの設置やOGPの対応、マルチアイコンの実装ができているか確認しましょう。
【コピペで簡単!】SNSシェアボタンをオリジナルでシンプルに設置する方法
404ページの確認
サイトに存在しないURLへアクセスした場合に表示される404ページ。
404ページの表示もしっかりとレイアウトすることでより完成度の高いウェブサイトになります。
特に、ニュースブログなど記事が一定期間後に削除されるようなサイトでは重要です。
ワードプレスであれば、404.phpのテンプレートファイルを作成することで表示させることができます。
【WP】404ページへのアクセス対策をしよう!404ページの作り方解説
SSL化・ドメイン統一の対応確認
SSL対応は、現在はもはや必須です。
非SSLサイトは、SEOにもマイナス影響を与えるため必ずSSL化しましょう。
現在はほとんどのサーバーで無料の独自SSLが使えるようになっています。
また、「http://」、「https://」、「wwwあり」「wwwなし」それぞれでアクセスしてもドメインが変わらないように.htaccessなどからドメインの統一を行いましょう。
公開状態とインデックス登録の確認
とても重要なことながら、意外とミスが多いのサイトの公開設定。
ワードプレスなら「設定」>「表示設定」>「インデックスさせない」のチェックが外れているか確認しましょう。チェックの入ったままだと永遠に検索で表示されません。
またベーシック認証や、アクセスブロックのプラグインが有効化されていないかも確認し、ログアウトした状態でアクセスしサイトが正常に公開状態になっているのかを確認しておきましょう。
またグーグルの検索エンジンにインデックス登録を行いましょう。
「グーグルアナリティクス」と「サーチコンソール」にサイトの登録を行います。
これにより、ブラウザ検索で迅速にサイトが表示されるようになります。
セキュリティ対策の確認
サイトのセキュリティ対策も行っているか確認しましょう。
ワードプレスサイトなら、バージョンアップやプラグインの更新を行い、ログインフォームの強化ができるセキュリティプラグインの導入などを行います。
FTPの暗号化設定や、PHPのバージョンアップを行いサーバーの脆弱性対策にも注意を払っておきましょう。
ページ表示速度の確認
サイトの表示速度もチェックツールで確認しておきましょう。
思わぬ要因での表示遅延が見つかったりします。
特に大きな画像ファイルは遅延の最大要因です。JPEGやPNGではなく、webpなどに換えましょう。
下の「google insights」はチェックツールとしておすすめです。
管理画面の確認
ワードプレスサイトなどで、クライアントが自身で投稿の作成を行う場合は、管理画面が操作しやすいようになっているか確認します。
クライアントの混乱を招くような無駄な項目はなるべく非表示に設定しておきます。
また、ワードプレスのバージョンアップやプラグインの更新を勝手に行ってほしくない場合は、更新通知を非表示にしておくことをおすすめします。
データバックアップの確認
サイト納品後に、予期しないことでサイトデータが削除されてしまう可能性もゼロではありません。
万が一の場合に備えて、納品時のサイトデータのバックアップがとれているか確認しましょう。
ファイルデータだけでなく、データベースのバックアップも合わせてとっておきましょう。
サーバー・ドメイン契約の確認
サーバーとドメインの契約状況を今一度確認しておきましょう。
納品後に万が一期限が切れたりすると、ウェブサイトが表示されなくなり、データも削除されてしまうという重大事態に陥ってしまうこともあります。
特段の理由がない限りは自動更新に設定しておくことをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
何か不備が見つかったでしょうか。
サイトの完成度を上げるためにもぜひ活かしてくださいね。
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